マクドナルド等のファストフード店以外でハンバーガーを食べようとすると、ハンバーガーだけで1000円前後は当たり前。そこにポテトやドリンクでも追加しようものなら¥1500くらいになってしまう。
ランチで¥1500は正直高い。
もっと安くで食べたい。せめて¥1000くらいで食べれないものだろうか、と思う気持ちはよくわかります。
ハンバーガーの値段が高い理由
ハンバーガーが高い理由は大きく分けてこの3つ
原価率の高さ
回転率の悪さ
ファストフード店の存在

原価率
原価率が割と高い。
飲食店の原価率は30%と言われるが、ハンバーガー単体でそれは難しい。肉の質にこだわればこだわるほど難しい。
ちなみに当店の神戸ビーフバーガーなんかは原価率50%以上である。
そこで原価率の低いポテトとドリンクを一緒に頼んでもらうことによって、なんとか原価率を下げようとやりくりしている。
そのため一部のハンバーガー屋ではポテトとハンバーガーはあらかじめセットでになっていたり、ハンバーガーを頼むときは必ずドリンクを注文しなければいけないというルールがあったりするところもある。
回転率の悪さ
ハンバーガー屋は回転率が悪い。
注文が入って肉を焼き始めると、お客様に料理を出すまでにどうしても10分以上はかかってしまう。
牛丼チェーン店なんかに行けば注文してからほんの2,3分待てば食べれてしまうというのに。
特にランチタイムなんかにこの時間差は非常に大きい。
書き入れ時に作るのに3倍時間がかかるとすれば、売り上げも1/3になってしまう。
原価率も下げれない、回転率も上げれない。
必然的に単価をあげて回転率の悪さをカバーするようになっていく。
ファストフード店の存在
実際のところそんなに高い訳でもないが、ファストフード店と比べてしまうとどうしても高く感じてしまう。
マクドナルドに行けば¥100でハンバーガーを食べれてしまう。
一方は¥100、もう一方は¥1000。
¥1000のハンバーガーがマクドナルドの10倍美味しいかと言われたら、言葉に詰まる。それとこれは全然別物というしかない。

業界最安値
Louie Louieのハンバーガーは1個¥590から。業界最安値クラスです。単価も安く回転率も良くは無いので正直そんなに儲かりません。それでも何とかやっていけるのは、美味しいと言って通ってくれるお客さんがいるから。
当店では不定期でライブイベントを行なっています。ライブに来てくれた人はほぼハンバーガーを注文しますし、1日3個食べる人とかもザラにいます。
ライブに来た人が手軽に注文できる価格設定にしたかったというのもあり、この価格帯に落ち着きました。